― 山田英生・工藤父母道 対談集 ―
山田英生・工藤父母道 著、2008
B5判並製 204ページ
ISBN978-4-906549-05-4 C0036
定価:本体2000円+税
世界遺産とは何か?
世界遺産を守り続けるには?
これは、世界遺産の現場と私たちをつなぐ物語である。
世界遺産(中略)は、人類の英知の素晴らしさだけでなく、
愚かさもまた学ばせてくれる。それゆえに重要なのだと世界遺産の現場に出てつくづく思う。
また、万里の長城やマヤのティカル遺跡などを見た時に、素朴に感動すると同時に、
それを造らされた側にも思いをいたすような、そんなたおやかな歴史観を持ちたいものだ。
世界遺産は、国家や民族を超え、自然や文化の多様性を保持し、歴史の多様性を客観的に複眼視する
ことの大切さを教えてくれる。その理解と尊重なくして私たちの未来はないからだ。(あとがきより)
アジア・オセアニア・ヨーロッパ・アフリカ・北米・中米・南米の40か所の世界遺産を収録。
資料編も充実している。